本当に猫ちゃんに合っているおやつですか??
意外と見逃しやすい「おやつ選び」。
今回は選び方と子猫にオススメのおやつをご紹介します!
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]今回は、YouTubeのコメント欄でもめちゃめちゃご質問いただきました「猫のおやつ事情」 これについて深掘りして行こうかなと思います![/word_balloon]
「猫のおやつ」って一言で言っても、
種類がありすぎてどれを選んだらいいのか、迷っちゃいますよね…。
かといって、チュールばっかりに頼っちゃってても、本当に安心してあげられるのかもちょっと不安だったりしますよね。
「チュールが悪い!」って言ってるわけじゃないですよ。
うちの子達にも全然あげてます。
ただ、あげるタイミングとか、頻度によっては不健康にさせてるかもしれませんよ…。
なんて怖い言い方しましたけど、
「おやつ」は嗜好品なので、あげすぎたり、あげるものによっては、体調や体のコンディションを崩してしまう可能性もあります。
ペットの「おやつ」事情…。実は”食品”じゃない?
猫のおやつ、皆さん一度は買った事あると思います。
チュールとか、ササミのおやつですね!
法律上の分類として、おやつは、
食品 加工品 雑貨
どれに当たると思いますか?
こんな言い方をしたら何となく気づいた方もいると思うんですけど、
実は、愛玩用の食べ物はすべて「雑貨」になります。
いつも食べてるフードの「総合栄養食」とか「療法食・処方食」に関しては、
「ペットフード安全法」というものがあります。
栄養価とか、成分値を検査しないと販売できないので、「総合栄養食○○」とか書かれてるものに関しては、全然大丈夫なんですけど、
「ペットのおやつ」ここに関しては、ほぼ雑貨扱いになります。
なので、逆に言ってしまえば、
「何を入れているか分からない」
まだまだ犬猫と人間の間に格差がこんなにあるんだな、なんて実感させられるところですね…。
中には、健康被害が出てから気づく、なんてケースもありますからね。
最近で言うと、
大手ペットフードメーカーのフードとかおやつから「サルモネラ菌」が検出されたとか、
海外産のおやつに表記してない添加物とか薬品とかが検出された、
なんて意外と大きく報道はされないですけど、ここ2・3年だけでもちょこちょここんな事があったりするんですよね。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]食品=安全だと思ってこっちだって買ってますし、それがまさか食べちゃいけないなんて普通思わないですよね。[/word_balloon]
今回は、「安全」かつ「コスパが良い」おやつ選び、
おうちの猫ちゃんに合ったおやつの選び方をご紹介していくので、ぜひ最後までご覧になってください。
まずは、安心しておやつをあげるための前提として、
「おやつの種類」をご紹介していきます!
おやつの種類(オヤツ選びの前に!)
まさに猫ちゃんにとっては、王道ですよね!
今までウェットタイプのおやつって缶詰とかパウチが主流だったんですけど、
「チュール」ってジャンルが出てから、革命が起きましたね…!
・使いやすさ、手軽さが魅力
・水分もしっかり摂れるので、猫ちゃんにはなおオススメ
・嗜好性が高い(味をしめてしまって、チュールしか食べなくなる子が多い印象)
・酸化しやすい、腐りやすい(丸1日とかは放置しておけない)
続いて、
これはドッグフードと製法が似てるおやつですね。
クッキーとかビスケットとかがイメージしやすいと思います。
・持ち運びがしやすい
・酸化しにくい(ウェットタイプに比べると、比較的あげやすい)
・一見フードっぽい見た目なので、栄養もしっかりあるように見えるが、
「実はただのビスケット」なんてものが多い
(おやつだけ食べてご飯減らす、とかは良くないので、気を付けてもらった方が良い)
続いて、
これもここ数年でめちゃめちゃ伸びてきてるジャンルですね!
今までおやつってウェットだと酸化しちゃうし、ドライだと嗜好性いまいちだし…、でなかなか良いとこどりのものって少なかったんですけど、この「フリーズドライオヤツ」が出てきたことによって、おやつ業界にまたまた革命が起きました。
フリーズドライ製法自体は昔からあったみたいですけど、犬猫のおやつとして参入し始めた会社さんはここ数年で急増してきています。
・素材をそのまま乾燥させているので、鮮度が落ちにくく嗜好性も確保できる(革命!)
・薬品や添加物を使わなくても長期保存できる
・金額が少し割高なものが多い
(添加物とかでかさ増ししていない分、コストが大幅に掛かるんでしょうね)
僕の猫舎ではおやつと言えばフリーズドライ一択!
ってくらい愛用していますけど、正直今までデメリットってあんまり感じた事ないかもしれないですね。
続けて4つ目!
これは猫ちゃんだとあまり見ないですが、
ジャーキーって意外と「噛み癖防止」「ストレス解消」「歯磨きケア」として効果を発揮してくれるので、
猫のおやつ界ではちょっとニッチですけど、根強い人気があるカテゴリーですね!
最後5つ目!
今一番、注目されてるのは、
おやつで食べれて、健康をサポートしてくれるようなタイプがめちゃめちゃ注目されています。
例えば、以前の「歯磨きケア」の記事でご紹介した、
食べるだけで口内環境を整えてくれる「デンタルバイツ」
猫ちゃんの腎臓病予防も期待されているクランベリー配合のおやつとかですね。
[blogcard url=https://nyan-lab.com/dentifrice-cat/]
どうせあげるなら、美味しくて健康になれるのが一番ですよね!
ただ、1個気を付けてもらいたいのが、
先ほど「猫のおやつは雑貨扱い」ってご紹介したと思うんですけど、
パッケージの表記とかうたい文句も同じような事が言えて、
まぁ言わばこじ付けみたいな感じで載せちゃうパターンですね…。
人間でも「クエン酸」がちょーーっと入ってるだけで、
疲労回復とかストレス解消とか載せてるものもあると思うんですけど、
それと一緒で、こんなの効果ないんじゃないの?ってくらいの量で
「ケアできます」とか「改善します」とか載ってたり、
「毛玉ケア」って書いてある商品の内容成分と、
「お通じ良くします」って書いてある内容成分が一緒…。
みたいな事もペット業界では、結構あるあるです!
パッケージ違うのに中身一緒!みたいな…。
パッケージが違って、中身が一緒なのは100歩譲って良いとして、
僕が言いたいのは、
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]それ、飼い主さんの自己満足じゃないですか?[/word_balloon]
嗜好品なので、「別にうちの子が気に入ってるからあげてるだけだし」って言われたら何も言い返せないですけど、
ケア系のおやつをあげるなら、ちゃんと効果も実感できるものを選んであげてくださいね~ってことです。
効果の出方は個体差ありますけど、こういうケア系のおやつは「選び方」を知っておくだけで、
コスパも効果もめちゃめちゃ変わります。
おやつの選び方とオススメのオヤツをご紹介!
前置きが長くなりましたが、ここからは僕イチ押しのおやつと選び方をご紹介していきます!
まず、おやつの選び方。
ここに関してはめちゃめちゃシンプルです。
「猫の年齢」で選んであげてください!
ある程度、年齢で絞って選んであげる事によって、それだけでも、肥満防止とか、将来的な病気予防に繋がったります。
子猫時期のオススメおやつ
子猫時期の0才~1才までのオススメおやつ!
子猫時期にオススメなのは、「フリーズドライ系」のおやつです。
子猫の時期は、食べムラも多いのに、下手に色んなおやつをあげると、栄養バランスをすぐ崩しちゃうので、
素材そのままの「フリーズドライ系」がオススメです。
こういうフリーズドライのおやつは、
「このままおやつとしてでもOK!」
「ご飯にかけてふりかけとして活用してもらってもOK!」
って、めちゃめちゃ万能なおやつです。
で、しかも!
食欲がちょっとないな…なんて時は、ぬるま湯で戻してもらうと、
素材本来の風味も味わえて、水分補給も出来て、栄養バランス崩れちゃう…なんて事もないので、
子猫時期にはめちゃめちゃピッタリなおやつになります。
ここの子達も食べてる、「天然フリーズドライシリーズ」の中でも特に子猫にオススメなのは、「サーモンフィレ」と「鶏ムネ肉」です。
サーモンは子供の成長をサポートしてくれるDHAも豊富ですし、
毛艶もサポートしてくれるので、成長期にはピッタリです。
鶏ムネ肉は高たんぱく低カロリーでビタミンも豊富なので、
これも成長期にはうってつけですね!
それと、もう1個!
イティさんから出てる「キャットフード」。 これもおすすめです!
「キャットフードをおやつ代わりにって正気!?」なんて思わないでくださいね(笑)
このイティのキャットフードはめちゃめちゃメリットが多いです。
1 そもそもがキャットフードなので、栄養バランスも内容成分も安全安心
2 半生タイプのキャットフードなので、トッピングに最適
3 子猫の成長をサポートしてくれる高たんぱく超高級フードの恩恵を手軽に試せる
もう良いこと尽くしです!
ただ、実際、これだけであげようとすると、1㎏ 8,000円とかするご飯なので、
1か月で2㎏使うとして、月16,000円とか…? やばいですよね…(笑)
なので、僕はこのご飯を「トッピングご飯」って呼んでて、
これ単体より、今のご飯にサポート役としてプラスしてもらう方が良いと思います!
子猫時期のオヤツを上げるタイミング
「子猫時期のおやつっていつからあげれば良いの?」ってご質問結構いただくんですけど、
特に、何か月からっていう決まりは無いです。
ただ、冒頭でもお話ししたように、嗜好性の高いおやつ(チュールとか缶詰とかですね)
これに関しては、味をしめて、それしか食べなくなっちゃう…なんてこともザラにあるので、
ウェット系は生後半年くらいまでは、控えてもらうのが良いと思います!
YouTubeはこちら
この記事へのコメントはありません。